2002年6月12日の溶岩(2)




 溶岩の前線で撮影。表面に縄やしわ模様ができて固まったあと,発泡によって少し内部が膨らんでいるようだ。そのため割れ目からマグマがにじみでている。直線的な割れ目が,固まった表皮にできている。
 溶岩の先端部分。縄模様のしわの部分から内部のマグマが滲み出てくることもある。
 昨日まで溶岩を見に行くための通り道だった黄色い標識のあるところまで,溶岩は前進してきた。
 もう暗くなってきた。ビデオカメラや三脚があればと後悔。

 溶岩をバックに記念撮影。溶岩の動きは遅いし,近くに水たまりや草むらもなく,程良い距離を保っていれば安全である。
 ここより先は「危険」看板の前に立つ見物人。ハラハラして見ていたが,心配無用だった。しかし,あたりはもう暗いし,注意を怠ると,溶岩を踏んづけてやけどをしかねない。
 平坦面に至り,溶岩は低いところに流れ広がっていく。そこでは地形的にやや高いところは,溶岩に挟まれて,いわば「中州」をつくる。そこもやがては新しい溶岩に埋められてしまう。溶岩の流動が遅いために,見物人が「中州」に取り残されることはないが,もしも早い動きだったらと思うと,少々恐く感じた。
 崖を流れ下る溶岩を見物する観光客。花火見物と同じ気分かな。
 光沢のある新しい溶岩の表面。銀色に輝いている。断面で赤くレンガ色になっている部分は酸化によるものであろう。あたり一帯がチリチリと溶岩が冷却していく音がする。雨にあたるとその音が大きくなる。
 午後10時近い。まだまだ見物人がいる。崖の左手に新たに溶岩の流れができて赤く染まった。
 棒の先に,溶岩をすくい取ろうとする若者。しかしこの試みは失敗に終わった。
 赤く見える流れる溶岩に石を投げる者がいた。バスンという音がして,投げた石が溶岩の内部に食い込むことはなかった。ただ溶岩の表面に乗ってるだけであった。表面張力が大きく,きっと目に見えない薄い表皮ができているのであろうか。マグマが内部から出てきたときは溶岩からガスがでて異臭がする。


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