冬の天気

 いよいよ,12月も中旬を過ぎ,寒さも厳しい今日この頃ですね.今年の北海道は,偏西風の蛇行が激しく極からの寒気が入り込みやすく,寒さ厳しい冬が訪れているようです.

 今回は,なぜ西高東低の気圧配置になると,日本海側に大雪が降るのかを紹介しようと思います.西高東低って,ニュースでよく聞くよね.

 まずは,西高東低について説明するよ.気圧には,高気圧と低気圧があり,その高気圧が日本の西に,低気圧が日本の東に居座ったときの状態を西高東低の気圧配置と言うんだよ.ただ,高気圧と低気圧の定義について,間違えないでね.例えば,一つの天気図に1016hPa(ヘクトパスカル)の高気圧と1020hPaの低気圧は存在するだろうか?存在します.高気圧とは,周りの気圧より高いところであり,低気圧は,周りの気圧より低いところなんだ.つまり,何hPa以上が高気圧などという定義はないんだ.

 みなさんは,西高東低の気圧配置を見たことがあるかな?新聞やテレビの天気情報を見てごらん.きっとあるよ.そこには,等圧線が縦に並んでいるよね.風はこの線にそって吹くとされている.つまり,北のシベリアの方から,冷たく乾燥した風が日本に流れ込むということです.その風が,日本海を通ることで,海から水蒸気をもらい,冷たく湿った風となり,日本列島を走る山脈にぶつかる.そして,上昇し雲を作り,雪を降らせます.このようなことで,西高東低の気圧配置になると,日本海側に大雪が降るのです.

 これを図にして,今回の講義も終了です.また,来年会いましょう.  

  1,冬の天気図

  2,日本付近  


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