97地質巡検  7/28-7/30


** 1日目 7月28日(月)**

 テーマは

「雌阿寒岳の爆発的噴火を知る」

7:40 A.M. 大学を出発 8:30 伊香牛駅(T君ひろう)

9:30 A.M. 大雪道路情報センターで休憩 10:00 A.M.三国峠で休憩

11:30 A.M. 足寄・富士見台で昼食,ここで今日・明日(山登り用)の食料・飲料などを調達

1:30 P.M. 雌阿寒岳東山麓の飽別白水林道

観察地点1 白水川支線林道[中マチネシリ火砕流・縞状軽石]


最初の露頭,われ先にと斜面の上をかけ登る.
「今年ははりきっているなあ〜」

観察地点2 飽別白水林道[中マチネシリ降下軽石スコリア層]

観察地点3 飽別白水林道[一連の中マチネシリ火砕噴火堆積物]
 
火砕流に関心をもっている様子だ?
「なかなかいいぞ!」.

 あっ! 崖を登った!

火砕流の間にはさまる降下軽石スコリア層を横に追跡している.
  

 
露頭斜面上にたって,層序を確認する.
12000年前から1000年前の火山噴出物が重なる.
 「あしたの山登りが楽しみだ」

5:10 P.M 野中温泉ユースホステル着
5:30 P.M 夕食

6:10-7:20P.M 湯の滝 森の空気の香りがいい.15分歩いて到着.いきなりY君ずっこけ.エゾシカもいる.湯の滝に付着するマンガン鉱は黒々として美しい.
9:00-11:00P.M 寄り合い


*** 2日目 7月29日(火)***

  テーマは

「山に登り山の生い立ちを知る」

8:30 A.M 出発b野中温泉登山口

観察地点5 泥流堆積物とアカエゾマツ原生林 

観察地点6 溶岩末端崖と遠来の広域火山灰 前日だした自然クイズを解くために,説明に耳をかたむけ周囲の自然に目を光らせるべきなのに,ほとんど自分たちの世界にいる.「今年はじめての山登りはきついなあ」

観察地点7 西山・ポンマチネシリ火山の地形とハイマツ
観察地点8 西山玄武岩質火山(溶結火砕岩・溶岩・降下スコ リア層)
 ルーペで玄武岩を観察

観察地点9 ポンマチネシリ上部溶岩(北山溶岩)の表面地形と中マチネシリの火山地形 雲があがってくる.もうまわりの地形が見えなくなった.96年11月の火山灰が登山道沿いにところどころ残っている.北山の斜面から谷に流れ落ちた火山灰が明瞭に見られる.
天気が悪くなってきた.予定変更で西山のピークで昼食.

観察地点10 ポンマチネシリ上部の溶結火砕岩 メアカンフスマの群落が増えている.「火口までもう少しだ.何てことだ,からだが重い.」

観察地点11 ポンマチネシリ山頂火口(赤沼火口) 湿った雲の中,何も見えない.風も強い.早々に下ろう.

観察地点12 中マチネシリ火口・阿寒湖・雄阿寒岳の遠望 すばらしい風景をみせたかった.

観察地点13 ポンマチネシリ旧火口と過去1000年の噴出物 悪天候の中,桜井さんの説明

観察地点14 阿寒富士 阿寒富士の勇姿も見られない.「こんな山ではないぞ.みんながっかりしないで.」 コマクサが一輪.2日後に見る.
3:00 P.M. 下山-オンネトー青年の家登山口 足をくじいたY君も無事下山.青年の家が改築中で,茶屋にて休む.

3:00 P.M 観察地点15 オンネトー オンネトーと雌阿寒岳はすばらしい景色だが,この日はやや色あせていた.「私も地元だから函館の夜景がきれいなのは知っていますよ,Kさん.でもこの静寂な自然にはかなわない.」

5:00 P.M 観察地点17弟子屈町 摩周f火砕流堆積物 強い雨.

5:30 P.M KKR大鵬荘着
6:30 P.M 夕食
9:00-11:00P.M 寄り合い 3年生来る.


*** 3日目 7月30日(水)***

 テーマは
「巨大噴火を知る」

8:30 A.M 出発

観察地点18 上標津の土取り場 -摩周火山テフラと屈斜路火砕流-
 

土取り場のため年々露頭の見かけが変わる.「屈斜路火砕流にいたずらしないで.」でも4年生のK君はさすがに熱心だ.


 軽石を手に議論しあう姿はいいものだ.

11:30A.M レストランで昼食

観察地点21 川湯,第2跡佐登林道 - 摩周テフラとくにMa-b層と朝鮮半島白頭 山B-Tm層
 

暑いのに完全武装.アブにやられた.腐植にはさまる白頭山火山灰の採取法を学ぶK君.

2:30 P.M. 観察地点22硫黄山(アトサヌプリ)-デイサイト 溶岩とイオウ昇華物- ここは来年からはやめよう.

3:00 P.M. 津別峠

4:00 P.M. 津別町で解散


(97/8/8 フレンドシップ事業から帰った翌日)