ここでは古典文学ゼミナールの教官、伊藤一男先生の紹介をさせていただきます。

伊藤先生は日本文学史・古典文学講読・古典文学演習・古典文学特講等の講義を担当されています。

ご自身の研究では『古代日本文学の表現』をテーマにされています。



 古代において、和歌は特別のものとして、生活の中にいきづいていた。その威力は自明のものであり、さまざまな場面で
 その力を充分に発揮していた。しかし、その力はいつの間にか忘れ去られ、外殻だけが今に続いている。
 和歌の力は、時々、思い出されることはあっても、すでに本来のものではなくなっている。かつて存在していたその力を、
 現在に甦らせることはできないまでも、どうにかしてその力を感じ取りたい、それが研究のモチーフである。

 和歌が詠まれた状況や、その和歌によって招来された結果は、歌集や日記、物語などの中に書きとめられている。
 しかし、それらの中には、自明であるがゆえに、和歌の力は顕現しないことが多い。
 ことばの端々にほの見えるだけである。そういう言語表現を通して、和歌のかつて持っていた力を復元していきたい。




これは伊藤先生の研究内容の引用です。

ゼミ活動のなかで、伊藤先生は様々なことを教えてくださいます。
説明をお聞きする度に膨大な知識量にただただ驚かされます!

古文ゼミのイベントの時なども協力をしてくださいます!
4月のはじめに行われた百人一首大会でも景品を用意してくださり、
それぞれ折り紙や、平安期の宮廷内を描いたポストカード、マスコットなどをいただきました!
先生特製の梅ジュースも、とてもおいしいそうです(・v・*)

まだまだここでは伊藤先生の魅力は説明しきれません!!
ぜひ、古典文学ゼミナールに足を運んでみてください(^○^)

古文TOPへ