表(TABLE)を作る
表の作成
- テーブルは、たんに表を作るときだけではなく、レイアウトを固定したいときや、段組みなどの複雑なレイアウトをとりたいときなど、アイデア次第でさまざまな利用ができる。
【例】
<TABLE BORDER="1"> <TR> <TD>A</TD> <TD>B</TD> <TD>C</TD> </TR> <TR> <TD>あ</TD> <TD>い</TD> <TD>う</TD> </TR> </TABLE> |
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- テーブルは、セル・行・テーブルの範囲をネスティングして作っていく。
- <TABLE>~</TABLE>で囲まれた範囲がテーブルになる。
- <TR>~</TR>で囲まれた範囲が1行に並べられる。
- <TD>~</TD>で囲まれた範囲が1つのセルに入る。
表の大きさを指定する
- この指定をしなかった場合、ブラウザの幅によって表の大きさが変わるので、表の大きさを固定したいときにこの指定を行なう。
- <TABLE>タグにWIDTH="X"を属性として指定すると表全体の横幅を固定できる。
- <TABLE>タグにHEIGHT="X"を属性として指定すると表全体の横幅を固定できる。
- 行のみ、セルのみに適用したい場合には、それぞれ<TR>、<TD>の属性として指定する。
- Xの値は、ピクセル数または%で指定する。
【例1】表の横幅を80ピクセル、縦幅を80ピクセルに指定した場合
<TABLE BORDER="1" WIDTH="80" HEIGHT="80"> <TR> <TD> A </TD> <TD> B </TD> <TD> C </TD> </TR> <TR> <TD> あ </TD> < TD> い </TD> <TD> う </TD> </TR> </TABLE> |
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枠線をつける
- <TABLE>タグにBORDER="X"を属性として指定すると表の枠線が描かれる。
- Xの数値を0にすると、枠線がすべて見えなくなる。
- Xの数値を大きくすると太い枠線が描かれるが、BORDER="X"で設定できるのは、外枠の太さだけである。
【例】
<TABLE BORDER="10"> <TR> <TD> A </TD> <TD> B </TD> <TD> C </TD> </TR> <TR> <TD> あ </TD> < TD> い </TD> <TD> う </TD> </TR> </TABLE> |
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- 内側の線の太さは、「CELLSPACING="X"」を<TABLE>タグのアトリビュートとして指定する。
【例】外枠の太さを1、内枠の太さを10に指定した場合
<TABLE BORDER="1" CELLSPACING="10"> <TR> <TD> A </TD> <TD> B </TD> <TD> C </TD> </TR> <TR> <TD> あ </TD> < TD> い </TD> <TD> う </TD> </TR> </TABLE> |
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セル内のテキストに余白をとる
- <TABLE>タグにCELLPADDING="X"を属性として指定すると、セルの端からテキストまでの距離が設定できる。
- Xの値は、ピクセル数。
【例】セルの余白を10ピクセルとる。
<TABLE CELLPADDING="10" BORDER="1" > <TR> <TD> A </TD> <TD> B </TD> <TD> C </TD> </TR> <TR> <TD> あ </TD> < TD> い </TD> <TD> う </TD> </TR> </TABLE> |
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セルの中のテキストの位置を決める
- 横の位置は、「ALIGN="X"」を<TD>タグの属性として指定する。
- <TD>タグの属性としても指定できる。この場合は、その行のすべてのセルがこの指定にしたがう(したがって、<TD>タグに指定する必要はない)。
- Xには、left(左揃え)、center(中揃え)、right(右揃え)が入る。
- 縦の位置は、「VALIGN="X"」を<TD>タグの属性として指定する。
- <TD>タグのアトリビュートとしても指定できる。この場合は、その行のすべてのセルがこの指定にしたがう(したがって、<TD>タグに指定する必要はない)。
- Xには、top(上揃え)、middle(中揃え)、bottom(下揃え)が入る。
- ALIGN="X"とVALIGN="X"は同時に使用できる。
【例】1行目は横位置の指定、2行目は縦位置の指定をした。また、3行目は、すべてのセルを右の下揃えに指定した。
<TABLE BORDER="1" > <TR> |
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セルの中のテキストを折り返さないようにする
- 「NOWRAP」を<TD>タグの属性として指定する。
【例】「NOWRAP」を指定しない場合
<TABLE BORDER="1" WIDTH="80"> |
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【例】「NOWRAP」を指定した場合
<TABLE BORDER="1" WIDTH="80"> |
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表のセルに色をつける
- セルの背景色を指定するアトリビュート。
- BGCOLOR="#X"を<TD>タグ(そのセルの背景色)、<TR>タグ(その行のすべてのセルの背景色)、<TABLE>タグ(その表のすべてのセルの背景色)のアトリビュートとして指定する。
- Xには16進数で色を指定する(カラーチャート参照)。
【例】1行目第2列のセルを青に、2行目のセルを赤に指定する場合
<TABLE BORDER="1" > <TR> |
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複雑な表を作る
- 表を作っていると、複数のセルを1つのセルに結合したい場合が出てくる。このようなときに用いるアトリビュートである。
- 横方向(列)のセルを結合したいときは、COLSPAN="X"を<TD>タグのアトリビュートとして指定する。
- 縦方向(行)のセルを結合したいときは、ROWSPAN="X"を<TD>タグのアトリビュートとして指定する。
- COLSPAN="X"とROWSPAN="X"は、同時に使用できる。
- Xには、結合するセルの数を指定する。
【例】横方向に3セル分、縦方向に3セル分の大きなセルを1つ含む表
<TABLE BORDER="1" > |
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