データの参照
- 数量的なデータを利用する場合、同じデータを異なる表で利用したい場面が出てくる。
- このようなとき、データのある部分に修正が行われたとき、他のスプレッドシートにも使われている同じデータも同時に修正しなければならないだろう。
- しかしながら、データの量やその処理の局面が増えると(スプレッドシートが増えると)、非常に繁雑である。
- このとき、基礎になるデータ(元になるスプレッドシートのデータ)のみを変更すれば、それに連動して他のスプレッドシートの同じデータにも同様の修正が加わるようにする機能が参照である。
同じスプレッドシート内での参照
1.参照するデータを表示したいセル(参照先のセル)をクリックし、「=」を入力する。
2.参照するデータのあるセル(参照元のセル)をクリックする。
- 参照先のセルには、参照元のセル番号(この例の場合「A2」)が自動的に入力される。
- 複数のセルを同時に参照したい場合は、その範囲をドラッグするとよい。
3.数式バーのデータとセルに表示されているデータの違いに注目。
別のスプレッドシートからの参照
- 別のスプレッドシートのセルを参照したときのセル番号(この例の場合「Sheet1!A2」)に注目。
参照元の固定
- 連続入力すると、それに応じて参照元も変化する。このとき、参照元のセル位置を変化させたくないときに用いる。
- 参照元のセル番号の前に「$」をつける。
- 「$」は、列・行それぞれについてのみ有効である。したがって、列・行ともに固定したい場合には、「$」を両方つける必要がある。