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選択ツールの活用

選択ツールの役割

調整前 調整後

利用のポイント

ツールを使い分ける

選択ツール

画像の形状に注目してツールを選ぶ

矩形選択ツール 矩形選択ツール 四角の部分を選択したいときに利用する。ツールバーのスタイルの項目で、選択する大きさを固定することもできる。
楕円選択ツール 楕円形選択ツール 円形の部分を選択したいときに利用する。「Shift」キーを押しながら選択すると正円で、「Alt」キーを押しながら選択すると円の中心点から選択することができる。ツールバーのスタイルの項目で、選択する大きさを固定することもできる。

作業例

1.楕円形選択ツールを使用して、ドラッグして円形の範囲を選択する。

楕円ツール

2.矩形選択ツールを使用して、ドラッグして四角の範囲を選択する。

矩形選択

画像の色調に注目してツールを選ぶ

矩形選択ツール 自動選択ツール クリックした箇所と連続する、類似した色の範囲を選択する。
楕円選択ツール マグネット選択ツール コントラストが比較的はっきりした色の境界に沿って、範囲を選択する。

自動選択ツールの使用例

許容値32 許容値60

マグネット選択ツールの使用例

1.画像の境界部分に沿ってドラッグする。

マグネットツール
選択範囲

自由な形状を選択するためのツールを選ぶ

矩形選択ツール なげなわツール ドラッグした範囲を選択する。
楕円選択ツール 多角形選択ツール クリックしたポイントを頂点に、多角形の範囲を選択する。

使用例

なげなわツール
選択範囲

選択のコツ

選択しやすい箇所を選択する

1.自動選択ツールなどを利用して、背景部分を選択する。

背景を選択

2.「選択範囲」−「選択範囲を反転」を選択する。

選択範囲を反転
反転後

目的に応じて、選択範囲を調整する。

調整前

2.画像を選択した状態で、「選択範囲」−「境界をぼかす」を選択する。

境界をぼかす

3.「境界をぼかす」ダイアログが表示されるので、ぼかしの幅を入力する。

境界をぼかす

4.選択範囲をコピーして、別の画像に合成すると・・・。

境界をばかしていない場合   境界をぼかした場合
ぼかしなし ぼかしつき

5.境界線をただぼかしただけでは、元の画像の背景色が残っているので、境界に違和感がある。そこで、選択範囲を縮小して、背景色が残らないようにしてぼかしをかけてみる。

調整前

6.画像を選択した状態で、「選択範囲」−「境界をぼかす」を選択する。

選択範囲の縮小
境界線 境界線をふちどる。ふちどりの幅は調整できる。
滑らかに 境界の角をとって滑らかな選択範囲に変更する。滑らかさは調整できる。
拡張 選択範囲を拡大する。拡大の幅は調整できる。
縮小 選択範囲を縮小する。縮小の幅は調整できる。

7.「選択範囲を縮小」ダイアログが表示されるので、縮小の幅を入力する。

縮小幅
縮小なし・ぼかしなし   縮小なし・ぼかしあり
ぼかしなし ぼかしつき
 
縮小あり・ぼかしなし   縮小あり・ぼかしあり
縮小後 縮小・ぼかし

選択範囲の保存

1.選択範囲を作成した状態で、レイヤーパレットから「新規レイヤー」を作成する。

新規レイヤー

2.作成したレイヤー上で、選択範囲を塗りつぶしておく。

疑似的な選択範囲