投稿記事の構想を交流する
学習活動のサイクル
- 今後の授業は,執筆者の投稿から編集グループの返却までを,1週間のサイクルで行うことを想定している。なお,作業の遅延は成績に影響するので,効率的・意欲的に作業を進めること。
- およその学習サイクルは下図のとおり。ただし時間配分は厳密なものではない。投稿状況に応じて,臨機応変に活動すること。
- 【編集タイム】では,投稿記事に対する助言・提案,投稿状況による企画の見直しなどを,グループで話し合ったり,分担で作業したりして進める。
- 【執筆タイム】では,助言・提案を受けた投稿の修正や,新しい原稿の作成などを個人で行う。
- それぞれの作業の不足分は課外に行う。雑誌づくりの進行表から遅れないように,計画的に進めること。
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この活動のねらい
- 編集グループには,雑誌によって表わしたいことがある。執筆者には,書き表したい自分の考えがある。
- 両者の考えを交流し,お互いに助言・提案を重ねながら,よりよい雑誌づくりのために協力していくことが,個々の文章の質を高めること,ひいては雑誌の質を高めることに結びついていく。
- そのような意図から,この授業では,編集グループと執筆者との交流を,以下の手続きで行う。
構想ファイルの返却作業
- 雑誌の企画と照らし合わせながら,投稿された構想のアウトラインを読みとってみよう。
- なお,サイボウズのグループフォルダに投稿された場合,トップページに表示してくれる機能があるので,活用すること。設定の仕方は,ここ
構想ファイルの回収
- 投稿された構想ファイルを,サイボウズからダウンロードする。
- なお,投稿状況をこまめにチェックし,返却が遅れないように注意すること。
- サイボウズ(https://a-group2.asa.hokkyodai.ac.jp/)
- ダウンロードの方法はここ
助言・提案の観点
- 以下の観点を参考にしながら,アウトラインを検討してみよう。
1.雑誌の編集意図と記事のテーマとの関連性
- 雑誌のどこに位置づければよい記事か。
- 同様のテーマの構想が複数投稿されている場合,他の投稿と比べて,そのアウトラインに特色・魅力が表われているか。
2.テーマと記事の構成とのバランス
- 編集意図に適う内容が,記事の中心に置かれているか。
- 書かない方がよい,書かなくてもよいと思われるアウトライン項目はないか。
3.テーマに対する追求度
- 執筆者の考えをしっかりと述べてほしいところはないか。
- 事例を具体的に説明してほしいところはないか。
- 信頼性のある根拠を調べてほしいところはないか。
検討結果の記入方法
- ワークシートの【結果】の欄に,構想の取り扱いに関して,編集グループで話し合った結果を書き入れる。
- 【助言・提案】の欄には,修正してほしい箇所を,その理由を含め,具体的に書くこと。
- なお,「執筆に取りかかってください」とした場合でも,執筆者をねぎらい励ますひとことを添えるようにしよう。
- 【記入者】の欄は,ワークシートに実際に書き込んだ者の学生番号・氏名を書き入れること。また,グループ内で話し合いながら進めた場合,話し合いに参加した人の学生番号だけを【協力者】の欄に書き入れること。なお,成績に影響するので,正確に書き入れること。
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構想ワークシートの返却
- サイボウズに提出されている投稿ファイルを,「更新」保存してファイルを返却する。
- なお,返却したファイルのコピーを編集グループで保管しておくこと。保管責任者は記入者とする。
- ファイルの更新方法はここ
- 保存時の記入項目は,ここ
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- 再提出されたファイルの返却については,ここ
アウトラインの再提出
アウトラインの修正
- 返却されたファイルの結果が「助言・提案を検討してください」となったアウトラインについては,グループからのコメントを参考にしながら,アウトラインを見直し,修正したものを再度投稿すること。
- 自分の表現したいことと照らし合わせながら,編集グループからの助言・提案を吟味し(したがって,編集グループが指摘した箇所をすべて修正しなければならないということではない),修正すべき事柄を明確にしたうえで作業を進めること。
- アウトラインの修正箇所がわかるように,色を変えたり,抹消線を付けたりして,わかりやすく示すこと。
- テキストの色を変える方法はここ(Excel2007・それ以前のExcel)
- ワークシートの最後に,「修正箇所」という見出しをつけて,修正箇所についてかんたんに説明すること。
- 編集グループの助言・提案を生かした修正箇所については,どこをどう修正したのかを明確にする。
- 編集グループの助言・提案の方向と異なる修正をした箇所については,その理由を説明する。
- その他,執筆者の判断で修正した箇所については,修正の意図を説明する
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グループ掲示板の活用
- 修正時に,編集グループに確かめたり尋ねたりしたいことがあるときには,グループ掲示板を活用すること。
- したがって,編集グループは,授業時間の内外を問わず,ボードに書き込みがないかをチェックし,書き込み内容に対して回答すること。
アウトラインの再提出
修正されたアウトラインの返却作業
- 再提出されたアウトラインも,これまでと同様に編集グループが検討する。
- 以下,「執筆に取りかかってください」と執筆者に伝えられるようになるまで,編集者と執筆者とのやり取りを繰り返す。
- そのさい,「修正箇所」「結果」「助言・提案」の見出しを書き足して,コメントを書くこと。
- なお,ファイルの返却のしかたは,第1回目の返却と同じ方法で行なう。
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